中小企業・小規模事業所向け勤怠管理システムの費用相場|30名以下でもコスパよく始める選び方
勤怠管理システムの導入を検討しながらも、「どうせ大企業向けで割高なのでは」、「うちの会社の人数では損をするだけでは」と感じ、一歩踏み出せずにいる担当者は少なくありません。
しかし実際には、小規模な事業所ほど従量課金型クラウドサービスとの相性がよく、毎月の実質コストは紙の出勤簿を使った手作業の管理を下回る可能性があります。
月末の集計作業に費やしている時間が、時給換算で積み上がるコストになっているとしたら、どうでしょうか。
こうしたアナログな業務を見直しデジタル化に踏み出した中小企業の78.3%が、具体的な成果を実感しているというデータがあります(中小機構「DX推進実態調査」2026年2月)。
この記事では、勤怠管理システムの費用相場と選び方を、中小企業・小規模事業所の目線で整理します。
勤怠管理システムの主な料金モデル3種類
勤怠管理システムの料金体系は、大きく「パッケージ型」「クラウド型(月額固定課金)」「クラウド型(月額従量課金)」の3種類に分類できます。
それぞれの特長を理解することが、自社に合ったシステム選びの第一歩です。
パッケージ型(買い切り型)
ソフトウェアを一括購入して自社サーバーやPCにインストールして使う、従来型の導入形態です。
導入時には、ソフトウェアのライセンス購入やサーバー等のハードウェア購入など、まとまった費用がかかります。
また、年間保守費用や、複数のPCで使用する場合のライセンス追加費用が別途発生するケースもあります。
クラウド型と比較して、導入ハードルが高くなりやすい選択肢といえます。
クラウド型(月額固定課金)
インターネット経由で利用するクラウド型のうち、毎月一定額を支払うモデルです。
機能が豊富な製品に多く見られます。
ただし、利用人数に関わらず費用が固定化されるため、少人数の事業所では1人あたりのコストが割高になりやすい点に注意が必要です。
クラウド型(月額従量課金)
実際に利用した人数×単価だけを支払う仕組みです。
パート従業員の比率が高い事業所や、従業員規模の小さな事業所でも過剰な費用が発生しにくく、人数が少ない月は費用が自然に下がり、増えた月も1人あたりのコストは変わりません。
従業員数が少ない事業所ほど向いている料金体系といえます。
クラウド型の従量課金の仕組みについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
| 【関連ページ】 クラウドだからできる低コスト勤怠管理 |
費用シミュレーション:10名・30名・50名での月額コスト試算
CLOUZAを例にした計算例
従量課金型の採用により「人数の増減に関わらず、1人あたりのコストは変わらない」というシンプルかつ予算管理しやすい料金体系を実現しているのが、アマノグループが提供する勤怠管理クラウドサービス「CLOUZA(クラウザ)」です。
月額費用は、オプションなしの場合「打刻人数×200円」のみ。
基本料金(毎月必ず発生する固定の費用)も最低料金(何人使っても必ずかかる月額の下限)も設定されていないため、打刻した人数が1名なら「200円×1名=200円」しかかかりません。
規模別の試算(オプションなしの場合)は以下のとおりです。
- 10名の事業所:200円×10名=月額2,000円
- 30名の事業所:200円×30名=月額6,000円
- 50名の事業所:200円×50名=月額10,000円
初期費用はいずれも0円です。
人数が変わっても1人あたりの負担は一定なので、スタッフ数が頻繁に増減するパート・アルバイト主体の事業所にも適しています。
またCLOUZAでは、専用端末を新たに購入する必要はありません。
現在使用しているPCやスマートフォン、タブレットをそのまま打刻端末として活用できるため、ハードウェア費用も実質ゼロで導入できます。
レジ用のタブレットや事務所のPCをそのまま流用できるため、「まずは試してみる」という段階からでも費用の心配なく始められます。
打刻方法はPC・スマートフォン・タブレット・ICカードなど複数の手段に対応しており、これらの選択肢がすべて基本料金の範囲内で利用できます。
打刻方法の詳細はこちら
必要な機能だけ選んで使える:オプションで広がる活用範囲
基本機能+αで実現できること
CLOUZAは、打刻・集計・給与計算ソフトへのデータ出力・残業時間が一定以上になった際のアラートなど、勤怠管理に必要な基本機能を月額200円/人でカバーしています。
さらに、事業の成長や現場のニーズに合わせて機能を追加できる拡張性も備えており、1人あたり月額50〜100円の追加で、有休付与の自動化や残業申請のペーパーレス化 といった一段上の運用が実現できます。
追加できるオプション機能
「年次有給休暇管理(+100円/人)」では、有休の自動付与・取得状況の管理・有休管理簿の出力が可能になります。
法定の年5日取得義務への対応状況も、ボタン1つで確認できます。
「申請承認ワークフロー(+100円/人)」では、休暇申請・残業申請・打刻修正をオンラインで完結でき、紙やメールのやり取りを大幅に削減できます。
また「在宅勤務管理(+50円/人)」では、在宅・出社の予定と実績をシステムで一元管理でき、CSV出力データを在宅手当や交通費の実費支給計算にも活用できます。
なお、有休管理とワークフローを両方まとめて利用する場合はセット価格(+150円/人)が適用され、1人あたり月額50円お得になります。
まず基本機能だけで運用をスタートし、従業員数の増加や会社の成長、法改正のタイミングに合わせてオプションを追加していく段階的な導入が、無駄なコストをかけずにスモールスタートしやすい方法です。
アナログな勤怠管理とのランニングコスト比較
「今の管理方法はタダ」は本当か?手作業の隠れたコスト
紙の出勤簿やExcelなどのアナログな管理方法を使い続けているとき、「今のやり方はタダ」と感じている方は多いかもしれません。
しかし実際には、集計・転記・確認作業を担う担当者の時給コストが、「見えないランニングコスト」として毎月積み上がっています。
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」によれば、中小企業(10〜99人規模)の庶務・人事事務員から算出した時給は約1,794円。
月末の集計・転記・確認作業に費やされる時間が、この時給換算で積み上がっていくことを意識している経営者・担当者は多くありません。
このコストを可視化することが、システム導入判断の第一歩になります。
出典:厚生労働省 令和6年賃金構造基本統計調査(クリックするとExcelファイルがダウンロードされます)
また、コストだけでなく法的なリスクにも注意が必要です。
厚生労働省のガイドラインは、使用者に「客観的な記録に基づく労働時間の把握」を義務づけています。
紙の出勤簿や自己申告のみによる管理は、未払い賃金請求や労働基準監督署の是正勧告を招く法的リスクにもなりえます。
出典:厚生労働省「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」
手作業の管理コストが具体的にどのくらいになるか試算したい方は、下記の関連コラムも参考にしてください。
小規模事業所でのCLOUZA活用事例
松田歯科医院様(1〜25名規模)
スタッフ8名の歯科医院で、CLOUZAを活用しています。
スタッフによって午前のみ・午後のみ・土曜は午前のみなど勤務パターンが大きく異なりますが、CLOUZAでは勤怠パターンを柔軟に設定できるため、各スタッフの変則的なシフトにも対応できています。
また、クラウドサービスのため自宅のPCからでも打刻もれの確認や勤怠締め作業が行えるようになり、院長自身の事務作業の負担が軽減されました。
専用端末は不要で、初期費用もゼロで導入しています。
松田歯科医院様の導入事例詳細はこちら
株式会社新世様(26〜50名規模・建設業)
本社・工事現場・介護部門(サービス付き高齢者向け住宅)の3拠点を運営しています。
介護部門はパートスタッフが交代制で24時間稼働しているため、所定内労働・深夜労働の正確な集計が求められていました。
CLOUZA導入前は、2人体制で半日かかっていた月末の給与集計作業が、導入後は30分程度で完了するようになりました。
手作業によるミスもほとんどなくなっています。
株式会社新世様の導入事例詳細はこちら
中小企業がシステムを選ぶ際の3つのチェックポイント
費用を抑えながら長く使えるシステムを選ぶために、以下の3点を比較検討の軸にすることをおすすめします。
料金体系の透明性(少人数でも損をしないか)
基本料金・最低料金の有無を必ず確認しましょう。CLOUZAは基本料金ゼロで1人からでも利用でき、使った人数分だけ費用が発生します。
「月に何名以上でないと割高」という心配がなく、スタッフ数の変動が多い事業所でも安心して運用できます。
サポート体制(IT担当者がいなくても運用できるか)
電話・メール・チャットボットでの問い合わせ対応、導入後も伴走してもらえるサポート体制が整っているかどうかも重要なポイントです。
CLOUZAは、アマノグループの長年にわたる勤怠管理の実績と充実したサポート体制が、IT担当者が不在の中小企業に安心感を与えています。
「設定方法がわからない」「運用上の疑問がある」という場面でも、すぐに相談できる環境が整っています。
基本機能の充実度と、拡張性のバランス
打刻・集計・給与ソフト連携(CSV出力)といった毎月必ず使う機能が基本料金に含まれているかを確認した上で、将来的に有休管理・ワークフローなどを追加できる拡張性があるかも確認しておきましょう。
最初から全機能を使わなくてよい分、無駄なコストをかけずにスモールスタートできるのがCLOUZAの強みです。
まとめ:費用不安の解消から始める、30日間の無料トライアル
「少人数だと割高になる」「導入費用が読めない」というコストへの不安は、料金体系の仕組みを正しく理解すれば解消できます。
従量課金型のクラウドサービスであれば、使った人数分だけ費用が発生するため、30名以下の中小・小規模事業所でも過剰な費用をかけずに始められます。
CLOUZAでは30日間の無料トライアルを実施しています。
すべての機能を制限なく試すことができ、トライアル中のデータはそのまま正式導入へ引き継ぎ可能です。
移行コストも発生しないため、「まず試してみる」という段階から気軽に始められます。
実際の業務削減効果を、ぜひ自社の環境で体感してみてください。
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