CLOUZA COLUMN

勤怠管理コラム

最近では、企業の生産性向上が求められていますが、それを実現する方法として時差出勤が注目を集めています。

時差出勤とは、通勤時間をずらすことで、通勤ラッシュを回避するというものです。
これにより社員は通勤ラッシュのストレスから解放され、仕事にも良い影響を及ぼすと考えられています。

ただし時差出勤を実現するためには、フレックスタイム制やテレワークの導入が必要となることがありますが、それらの制度は勤怠管理が複雑になりがちです。
そこでそういった制度に対応する勤怠管理システムについてもご紹介します。

 

時差出勤とは?

時差出勤とは、前述の通り、通勤時間をずらすことで、通勤ラッシュを回避するというものです。
一般的に最も混んでいる通勤時間は8時~9時と言われているため、その辺りの時間を避けて通勤することになります。

東京都では、時差出勤を「時差Biz」と名付け、働き方改革の一環として、都を挙げて取り組みを行っています。

通勤ラッシュ中の満員電車で通勤することは、従業員に対して強いストレスをもたらすことが分かってきています。
そして満員電車は東京だけの問題ではありませんので、都市圏を中心として、多くの企業にとって時差出勤は必要なことであると考えられます。

 

時差出勤のメリット

時差出勤によって従業員には以下のようなメリットがあります。

  • 満員電車を回避することができるため、通勤のストレスを軽減できます。
    また、空いている電車内では、本を読むなど好きなことができるため、自分の時間を作ることができます。
    東京都の調査によると、約58%の人が「通勤時の快適性」が上がったと答えています。
  • 早朝に出勤した場合、朝の時間帯を有効利用することができます。
    また、いつもより早く帰宅できるため、夕方からまとまった時間を取ることができます。
    これについても都の調査によれば、約58%の人が、「プライベートの充実」具合が上がったと答えています。
    また、企業には以下のようなメリットがあります。
  • 通勤のストレスが軽減されることで、従業員の働く意欲や生産性が向上を狙うことができます。
    実際、前述の調査では、約54%の人が「仕事の効率性」が上がったと答えています。
  • 時差通勤の制度を整えることで、従業員に配慮した会社経営をしていると、世間に対してアピールすることができます。
    なお東京都内の会社であれば、都の時差Bizのホームページに自社の取り組みを掲載することもできます。

 

時差出勤を実現するには?

時差出勤では、8時~9時の時間を避けて、早朝の時間もしくは9時以降の時間に出勤するのが一般的です。
しかし通常の企業では、9時~18時といった労働時間となっているため、このままでは時差出勤を実現することができません。

そこで役に立つのがフレックスタイム制度です。
この制度は、コアタイムとフレキシブルタイムとを設けます。
コアタイムとは必ず勤務しなければいけない時間帯で、フレキシブルタイムとは選択により勤務することのできる時間帯です。

例えばラッシュよりも遅く出勤したいというときは、
フレキシブルタイムを   10時~13時=この間ならいつ出勤しても良い
コアタイムを       13時~17時=この間は勤務しなければならない
フレキシブルタイムを   17時~20時=この間ならいつ帰宅しても良い
といった具合に設定することが考えられます。

【関連ページ】

フレックスタイム制導入における勤怠管理について気をつけるべきポイントとは?

また時差出勤を実現するためには、テレワークを用いることも有効です。
テレワークとは、パソコンなどITを活用した、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方のことを指します。
そして在宅勤務もテレワークの1つに含まれます。
例えば満員電車を回避して、午後から出社したいという場合、午前は在宅勤務をするという方法が考えられます

【関連ページ】

スマホで勤怠管理!在宅勤務やテレワークの場所に依存しない労務管理を実現

 

テレワークやフレックスタイムに対応した勤怠管理

時差出勤を実現する方法としてテレワークを紹介しましたが、この制度は勤怠管理が難しくなってしまうことがあります。
例えばタイムカードによって勤怠管理をしている場合、自宅での勤務中はタイムカードを押すことができず、メール等で勤務時間を連絡することになってしまいます。

そこでおすすめなのが勤怠管理クラウドサービス「CLOUZA」です。

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